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職場でのいじめ 63歳男のいじめに耐えた女が語る、新入社員が自分を守るための対策

 

いま飛んだら楽になるな…

 

そう思うまで追い詰められた22歳の新入社員だった頃の私ですが、当時は、自分がいじめられているなんて気が付きもしませんでした。あなたも、

 

これは会社の教育なんだと思っていませんか?

上司からのひどい扱いは自分のせいだと思っていませんか?

 

今日は、私の経験をもとに、いじめられている人が陥る心理と、そこから抜けるための対策をご紹介していきます。

職場でいじめられている人の心理

実は私、自分がいじめられていると気が付いたのは、自分のいじめ問題が解決してからでした。

いじめられている最中は、それが厳しい教育なのか、いじめなのか、当事者でも上手く区別が付けられないんですよね。

つらい思いをしているのに、いじめられているって気が付けないのは何でなんでしょう。

これから、どうしていじめられていると自覚するのに時間がかかってしまうのか、いじめられている時の心理状態をご説明していきます。

 

自分が悪いと思い込む

私の心をずっと占めていたのはこの思いです。

 

私をいじめる当時63歳の先輩がいちいち私に文句を言ってくるのは、自分に働く能力がないからだと、仕事が出来ない自分が悪いからだと思い込んでいました。

どんなに傷ついても、どんなに屈辱的なことを言われても、相手をイライラさせるほどの仕事しかできない自分が悪いんだって。

りなきむ
りなきむ
あなたも同じように思っていませんか?

 

いじめなんて、モラハラと同じです。精神的にどんどん追い詰められることで、本当に自分が悪いんだと思い込み、洗脳されてしまうんです。

職場でいじめを受けている人の多くが、このように思い込んでしまっています。

 

先輩だから逆らえないと思う

先輩や上司などにいじめられてしまうと、目上の人だから、と言いごたえ出来ないと思ってしまうんですよね。

りなきむ
りなきむ
その気持ちすごく分かります

 

当事者でなくなった途端に、なんであの時言いごたえ出来なかったんだろうって思えるのに。

でも、実際に自分が渦中にいると、

 

  • クビにされたらどうしよう
  • 言いごたえして、自分への仕打ちが悪化したらどうしよう
  • 自分は後輩だから「はい」しか言えない

 

って思ってしまうんですよね。

先輩に口論していじめ問題をうまく解決したとしても、そこでその人との関係が終わりじゃない。

今後も関係が続くのにこんな問題で波風を立てたてるくらいならって、苦しいことを全部自分の中にしまい込んじゃうんです。

 

辞めるなんて考えられない

辞めればいいって思われるかもしれないけど、なかなかやめる決心がつきにくいのもいじめられている側の心理ですよね。

そもそも自分がいじめを受けていると気が付いていないし、自分が仕事が出来ないことが悪いと思い込んでしまっているので、どうしても頭が「仕事を辞める」までたどり着けないんですよね。

 

それに、いじめなんかが原因で仕事を辞めたら、

スキルもないままの自分じゃ次の仕事が見つからないんじゃないか、とか

周りに逃げたと思われる、とか

仕事を辞めた後の生活だって暗いままに見えてしまいがち。

特に私と同じ新入社員だったりすると、職歴欄にも何も書けないまま再び就職活動…なんて事になってしまうのも怖いですよね。

折角苦労して見つけた仕事なのにって。

 

心配かけられないと、親にも相談できない

私がいじめられている時に相談できる人は、最後の最後にしか現れなかったので、親にも相談できない気持ちもとても良くわかります。

ひとり暮らしをしているのに、わざわざつらいと電話で話すのも親に心配かけちゃうし。

実家暮らしだった私は、疲れたから寝るって言って自分の部屋に戻ってしまってました。親の前で突然泣き出さないで済むように。

なかなか自分から打ち明けにくいのも、いじめられている人の正直な気持ちですよね。

 

飛んだら楽になる

最後の最後までいじめの苦しみを心に溜め込んでしまうと、私のようにこう思ってしまうかもしれません。

いじめに耐えて2か月くらい経った時の仕事終わりに、私がふと、思ったことです。

 

新宿駅のホームを歩いている時に、ちょうど出発したばかりの電車がこちらに向かってくるのが見えました。

1号車側の階段からホームに上がっていったので、電車の先頭よりも前にいたんですね。

新宿駅は普段から混雑している駅で、その時はホーム上に歩く場所がなくって仕方なく黄色い線の外側を歩いていました。

こちらに向かってくる電車をみて、ふと、今飛んだら楽になるなって、人生で生まれて初めて思いました。

 

頭でハッキリ飛んだ後のことをイメージしたわけでもなく、死のうと思ったわけでもなく、私の頭にあったのは「楽になる」っていう事だけでした。

 

私はこの時、幸いにも正気に戻ることが出来たのでよかったんですが、あなたには同じように思ってほしくありません。

この思考自体がおかしいことだと思えている今のうちに、いじめ問題を解決する手立てを打っていきましょう。

「飛んだら楽になる」という思考がおかしいと思えなくなったら、本当の最後です。

 

職場でのいじめで起こりやすいこと

もしかしてこれいじめなのかな?

と上手く判断できないときは、こんなことをされていないか思い出してみてください。

 

頭ごなしに否定してくる

「見てるとイライラする」

「りなきむちゃんって本っ当に仕事出来ないよね」

「失敗する社会人だって。りなきむちゃんのことじゃん」

「りなきむちゃん最低だね」

 

これは、実際に私が言われた言葉たち。63歳になってまでこんなこと言う人間が、この世に存在するんですよ!

りなきむ
りなきむ
一生忘れないんだから!

 

仕事に全く関係ないところまで否定してくる人間、あなたにもこんな人いませんか?

人格否定、というとイメージしづらいですが、あなたを真っ向から否定してくるこれは、れっきとしたいじめです。

 

無視してくる

学生じゃないんだから…そう言いたくなるこちらのいじめ。

仕事で連絡を取ったりしないといけないのに、報告も聞こうとしない、質問にも答えてくれない。

こんなの大人の取る態度じゃない!と思うけど、こういう大人もいっぱいいるんですよね。

報告しようとしても聞こうとしない、分からないことがあっても教えてくれない、このような行為も、いじめ・モラハラの類に入ってきますよ。

 

いちいち構ってくる

無視してくるいじめもありますが、こちらは逆にいちいちこちらに近寄ってきて、傷つく言葉だけを浴びせて帰るタチの悪いいじめです。

 

「何やってんの?…あ~コレしなくてもいいやつなのに」

「今度後輩来るんだって?りなきむちゃんの下じゃミスする後輩になっちゃうな」

りなきむ
りなきむ
……

 

こんな風に、言わなくてもいい言葉だけ言って去っていく人、いませんか?

いじめる人は、大抵かまってちゃんです。自分に注目してほしいし、誰よりも上にいる人間だと思われたい。

構ってほしいから、あなたの反応が見たくてかまってくる。こういうのも、いじめている人は頻繁にやってきます。

 

根も葉もないうわさを流される

私の場合は上司と付き合ってる」っていう、煙のないところに火が立ったいい例でした。

社内恋愛ネタは他の人からもウケるので、どうしてもネタになりがちなんですよね。

否定したって色々言われるのがオチなので何も言えずに泣き寝入り…

こんなこともいじめのうちです。

 

自分で出来るはずの仕事も全てやらされる

掃除、書類整理…自分でも出来る筈なのに、若い人だからという理由で何でもかんでも押し付けられる。

そんな経験ありませんか?

自分は年上だからという理由で、ずっと職場のTVを見てるだけ。

そして、仕事が遅いだの、りなきむちゃんには掃除がぴったりだよ、とか言ってくる。

 

 

 

これらのことは、教育でも、新入社員が通る道でもないです。

もしかしていじめられてる…?

という漠然な疑問を、やっぱりいじめだったんだって確信に変えていきましょう。

モラハラ、パワハラはいじめと一緒です。

 

いじめのストレスを軽減 自分を守る対処法

本当は相手にいじめをやめさせることが出来たらそれが一番いいけれど、新入社員でそれだけのことをやってのけるのは本当に難しい

一番下っ端の自分のいう事なんてって、思うのもすごい分かります。

私は結局、その人がいじめをやめるのを待つしかなかったので。

少しでも苦しんでいるあなたの気持ちを和らげることが出来たらなあ…と、私の経験も交えて、自分を守る方法をご紹介していきます。

 

相談する人をきちんと選ぶ

一番難しいけど、でも一番大切な「相談」

誰かに打ち明けないと、あなたの心がどんどんどんどん重たくなって、最後には私と同じように駅でふと、よからぬことを思ってしまうかも知れません。

でも、自分がいじめられている、なんてなかなか人に言えることじゃないんですよね。

だから、相談する相手を選ぶこともとても大切。

 

友人・知人にそれが出来る方がいればいいですが、私にはいませんでした。

そこで私が頼ったのは、職場の先輩。

でも、八方美人の人には相談しても何も解決出来ません。誰にでもいい顔する男性、女性共に、です。

私がいつも仲良くしてくれていたある先輩に相談したんですが、可哀そうだけど耐えるしかない、の一言で済まされてしまいました。

先輩から守ってくれることも無いし、間に仲裁に入ってくれることもない。

愚痴を聞いてくれることくらいはしてくれると思うけど、皆にいい顔してる人はいじめの解決に乗り出してはくれません

 

だって自分から波風立てようなんて思ってくれないから。

いじめられているあなたもきっと、文句を言いたいわけではないんですよね。

 

ただ、少しでも働きやすい環境にしてほしい

 

そう思っているはずです。

元々ちょっと関わりづらい先輩でも、いじめている人に何と思われてもいい、それくらい覚悟のある先輩じゃないと、なかなかいじめ問題は解決まで至りません。

あなたの周りにそういう先輩はいませんか?…きっといるはずです。

 

今日会社に行ったら、探してみましょう。今日のあなたの仕事は、書類の整理でも営業成績をゲットすることでもありません

相談する相手を探すことが、今日のあなたの仕事です。

 

りなきむ
りなきむ
…いじめる方が悪いのに、何でいじめられる方がこんな思いしないといけないんでしょうね

 

涙を流す

涙を流す。これも、ストレスを少しでも軽減するのにとてもいい方法です。

臨床心理士の武藤清栄先生もこのように仰っています。

感情によって涙が流れると、脳から分泌されるホルモンの「プロラクチン」や、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れ出ます。つまり、感情がたかぶって流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排出する重要な役割があるのです。

出典:Yomeishu

 

要は、涙を流すと、その涙と一緒にストレスも流れ出ていくということです。

私は、2か月間いじめを受けていたにも関わらず涙を流したのはたったの1回。その間ずっっと心が重たくて、足元ばっかり見て過ごすようになっていました。

でも1回だけ、どうしても我慢できずに職場で泣いてしまった事があります。この涙のあと、心が本当に軽くなったんです。

やっと誰かに私の苦しさを知ってもらえたと思ったら、それだけで1日を乗り越えようという気になれました。

泣くって、全然恥ずかしいことじゃないですよ。自分を守るための体の自己防衛反応です。

涙を流していきましょう。

 

いじめカウンセラーに相談

知り合いに相談できる人がいなかったら、いじめ相談のプロに相談してみるのも手です。

誰もあなたの事を知らないから、恥ずかしさも感じることなく本音を告げることが出来ますよ。

法テラスやなどがその代表です。

国によって設立された、トラブル解決のための方法などを教えてくれる団体です。

1人ひとりのトラブルにより特化した相談所を教えてくれたりするので、あなたがどんな風にいじめられているのか、それに対して何をするのが一番いいのか教えてくれます。

無料で相談に乗ってくれるので、もし相談できる人がいなかったら利用してみましょう。

 

メンタルの異常に気が付いたら1週間以内にやめる

もうずっといじめを受けていて、私のように一瞬でも良からぬことまで考えてしまったあなた、

 

今すぐ、仕事をやめましょう

 

心が病んでしまったら、もう正常な判断が下せません。何をしたら解決するのか、考えることも出来なくなってしまうんです。だから

 

おかしいことをおかしいと思えるうちに対策を打つ必要があります。

 

もう周りに何と言われようと、会社にどれだけ迷惑を掛けようと、あなたのやるべき事は1つしかありません。

 

 

最初にご紹介した最悪な思考パターンに私が陥ってから、ずっと頭に留めている考えがあります。それは、

会社にとって、今すぐに仕事を辞められることは迷惑かも知れない。

でも、あなたの都合で仕事を辞めて翌日から出勤しないことと、命を絶って翌日から出勤しないことは、会社にとってはどっちも同じこと。

だということです。

 

あなたが一番大切にすべきものは何なのか、分かりますよね。

 

番外編:りなきむにグチる

そうは言っても、お金もない、頼れる人がいない、守らなきゃいけない子供がいる、そういう方もいらっしゃるはずです。

どうしても、どうしても仕事を辞められないという方は、私りなきむにグチりに来てください。^^

 

私はあの時、本当につらかったです。

誰にも相談できない、安心できる将来もない、そう思いながら働き、自分を消耗していくの生活は、もう二度としたくありません。

それに、あなたにもそんな生活してほしくありません。

お話を聞くことくらいなら私にもできます。お問い合わせなどから、自由に連絡ください。

 

職場でのいじめ 対処法まとめ

最後まで読んでいただき嬉しいです。この記事は、あなたの気を少しでも紛らわすことは出来たでしょうか。

 

いじめる相手が100%悪いことも、それが立派な人権侵害でもあることを、いじめられる私たちは知っているんですよね。

 

でも、それでも解決できないから悩んでいるんですよね。

 

休んだら気分転換になるとか、美味しいもの食べたら忘れるとか、そんなアドバイスを受けて納得いかないこともあったでしょう。

休んだっていじめてくる人のことは頭から離れないことも、美味しいものを食べたって美味しいと感じなくなるってことを、知っているのはあなただけなんですから。

 

でも、大丈夫!絶対に乗り越えられます。

私がご紹介したこと以外をしてもいいです。明日欠勤したっていいです。反論したっていいです。これ以上状況が悪くなるなんてことそうそう起こりませんから。笑

 

悪いのは相手です。あなたの嫌いなアイツです。

あなたが負けたら喜ぶのはアイツだけなんです。

 

 

だから、絶対いじめに勝ちましょう。

一緒に乗り越えていきましょう

 

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りなきむ
りなきむ
ワーホリ→そのままシドニー永住となった元旅人。 ギリシャ人オットとの生活を書いている雑記ブログです。読んでくれたあなたをほっこりさせる、がモットー。国際結婚のイロハも書いています。   詳しいプロフィールはこちら