ヨーロッパ

イタリア、ポンペイ遺跡観光。噴火によって時を止めた街の歴史旅。

今日は、古代遺跡の代表格、ロマンの塊ポンペイのお話です!

 

ポンペイの街、丸ごと西暦79年から時を止め、現代にいたるまでその姿を残す…このロマン!

りなきむ
りなきむ
たまらないい

 

のび太の机の引き出しがなくとも、ポンペイに行けばリアルタイムトラベルも夢じゃない!

 

皆さんには、折角ここまで足を運んでいただくのにこんなに面白い街をただ一目見て終わるなんて、そんな勿体ないことをして欲しくありません。

古代に人々が生きた証を目の当たりにできる街、ポンペイ

今日はイタリアから、この街の紹介です。

ポンペイまでのアクセス

ポンペイは、イタリア南部に位置する小さな街。

一番オススメのルートは、ナポリから電車に乗っていくルートです。

ポンペイのようなメジャーな観光地になれば、ナポリにいる時点から「ポンペイ行き」と書かれた標識や目印を駅で見つけることが出来ますよ。

 

1時間ほどの旅ですが、車内からの景色も、ホントいいんです!

ポンペイの街の時を一瞬で止めたヴェスヴィオ火山も観ることが出来ます。

それに、ナポリ湾も望むことも出来ました。

 

線路沿いに生える色とりどりの花、オリーブの木々、海岸線、キラキラ輝く海面…

…もうポンペイ行かなくてもいいんじゃない?

 

ダメダメ!車内からの景色で満足しないで、ポンペイ駅まで乗っていましょう。笑

到着駅の名も、そのままポンペイ。分かりやすいですね。

 

ポンペイから望むヴェスヴィオ火山

ポンペイの遺跡までは、駅を出てすぐ。10分と歩かないうちに着きました。

遺跡について真っ先に私が探したのが奥に見える、この街を壊滅させたヴェスヴィオ火山。

この自然に復興してきた感じが、

たまらんですね…!

 

火山が噴火した後って、最近出来た西之島みたいに溶岩で固まって真っ黒なんですよね。あとは灰に埋もれ、色のない世界になってしまう。

それが段々、鳥の休む地になり、種が運ばれ、植物が生え、緑であふれる…

噴火して間もないころ、まだ木々が生える前の草しかない時って、こんな感じに山を頂く景色になるのかな~…って!いう!!

妄想です。

 

こんなにキレイなのに万単位の人間に被害を与えている、なかなかやんちゃな火山ですよ。

 

ポンペイ、港街だった古代の街

このポンペイの町。当時は港も持っていて、古代ローマにとっても重要な都市の1つでした。

火山活動とか地殻変動とか色々あって、今じゃ海岸から少々距離がある街になっていますが。笑

今のように空路が無い時代、海は一番移動も速くて敵にも会いづらい、比較的安全なルートでしたから、ポンペイのような港町は重宝されていたんですね。

りなきむ
りなきむ
海のSAのような感じ、というとイメージしやすいでしょうか?

 

この写真は、ポンペイのForo(フォロ)。

フォロとは、古代の町の中心地のことで、大きな広場を中心に広がるエリアのことです。

商店や娯楽施設などが集まる、今でいえば駅前のような活気であふれていたところ。

あちこちに見える柱から、どれだけ多くの建物がこの地にあったか…想像してみてください。

しかも道路もしっかり舗装されている…

現代の街と大差ないインフラっぷりです。

 

それに奥の方に見えるでしょうか。2階建てのような柱。

そう、実は2000年以上前から、2階建ての、というかそれよりももっと高い家も建てられていたんです!

 

2000年前の日本なんて…卑弥呼以前やぞ!!

 

そんな時代に、世界の果てではこんな繁栄を謳歌していたんですね…凄すぎや。

でもよくよく考えたら2階建てなんてチョロいんですよね、彼らにとっては。

ローマにコロッセオのような円形の建物も建てちゃうくらいですから。笑

りなきむ
りなきむ
当時の建築技術はどうなってるんだー!

 

2000年前からイタリアっ子。オシャレな街ポンペイ

ポンペイのある一角で見つけた庭。その屋根にご注目。

柱と屋根の間の補強部分(?)でさえも、色の違う石を敷き詰めるシャレオツっぷり

しかもちゃんと、1か所に同じ色ばっかりにならないように、そして色が入りすぎてごちゃごちゃにならないように、

統一感を持たせながらもアクセントでオシャレに見せている…!

 

この頃からイタリア人のオシャレ性は発揮されていたんですねぇ。

それに、ここだけじゃありません。

右手に壁画まで描いてある、この施設。まさかの、

公衆トイレ。

 

今ではボロボロに剥がれてしまっている壁ですが、当時は色々絵が描かれていたと思います。

まさかの、トイレに飾り絵。生活に余裕がありすぎますね。笑

 

もしかしたらこの絵はただの娯楽ではなく、何かの宣伝だったかも知れませんが。

だって、ローマが帝国になる前、紀元前には選挙活動の一環で、候補者の名前とか壁に書いてたりしたんですよ。

まさに「宣伝活動」。営業活動が当時から行われていたっていう面白い証拠です。

 

オシャレにせよ宣伝にせよ、確かにトイレに座ってるときって…暇ですからね。

こういうモノがあると人々もリラックスしてうn…

りなきむ
りなきむ
ゴホンッ

 

ポンペイの目玉。石膏で再現、灰に埋もれた人たち

他の遺跡では見られない、ポンペイ観光の目玉ともいえるのが、こちらの

石膏で固められた人型

 

これは、火山灰や火砕流などに生きたまま埋もれてしまった人々が腐敗し、肉体が消えたあと、その空洞に石膏を流し込み型を取ったものです。

 

ポンペイの街は、その甚大すぎる被害の為か、災害後に復興されずにそのまま放置されました。

勿論、救助活動は行われていました。

ですが、灰を掃除し、行方不明になってしまった人々を探し出すには、時間と労力がかかりすぎたんですね。

重機も何もない時代、救助活動だけでも至難の業だったでしょう…

その為、埋まってしまった人の多くはそのまま地中に残り、掘り返されること無くカタチだけが残ったんです。

 

こうして人間のカタチを保ったままの地中の空洞を発見した後世の人々が、石膏を流し込んだ。

だからこれは、再現でも、本当の人間から型取られたもの。

2000年前に生きた、人間の証です

 

ポンペイに行ったら、彼らをじっくり見て、当時の人々の生きた軌跡を感じてあげてください。

何千年経とうと、人が苦しみ、生き延びるために自然に抗おうと努力することは、今と何も変わらないはずです。

 

ポンペイにもあった!大衆浴場

テルマエ・ロマエで日本中にその存在を知られることになった、古代ローマの大衆浴場!

イタリア、ローマの「フォロ・ロマーノ」という場所に、異常にデカい公衆浴場の遺跡がありますが、

正直、あれは大きすぎて最早、浴場ではありません。笑

※浴場です

 

我々日本人には、小さな露天風呂、小さな空間でカーン…と桶が床に置かれた音を聞いている方がよほど馴染み深いでしょう。笑

それを体感できるのが、ポンペイ。ミニマムサイズがイイんですよね。わびさびです。

恐らく上の写真には水が入っていたと思われます。

りなきむ
りなきむ
熱くなった体を冷やす用かな?

 

そして、お湯が入っていたのは恐らくこちら。

手前の柵があるので実際中に入ることは出来ませんでしたが、イメージするには十分です。

壁にあるアーチ状の部分にイスなどが置いてあって、ちょっとした休む場だったんでしょうか。

それとも、彫刻でデコレーションされていたのかも知れません。

 

古代ローマ人は、後世のヨーロッパ諸国よりもよっぽど清潔な生活をしていました。

下水道まで整備されるなど、1600年後の産業革命時の英帝様に見せてあげたいレベルですね。笑

当時のイギリス、とりわけロンドンはめっっっっちゃ汚かったですから。

りなきむ
りなきむ
それも今度お話したいな

 

この街に来れば、小さいコロッセオも、テルマエも、劇場も、古代ローマの生活を感じられるものは全て残っています。

皆さんにも是非訪れて欲しい街です。

 

古代ローマを肌で感じられる、ポンペイの魅力まとめ

ポンペイの魅力、少しでも共感していただけたら嬉しいです。皆さんに覚えておいていただきたいポンペイの魅力はこちら。

  • ヴェスヴィオ火山の美しい景色が目の前に広がる
  • 当時の高い建築技術を垣間見れる
  • 2000年前からオシャレなイタリアっ子を感じられる
  • リアル、テルマエ・ロマエを見れる
  • 人間が生きた証を感じられる

是非行ってみてくださいね。

普通は1時間もあれば一周出来てしまうくらいの小さな街です。ですが、今回私がご紹介したところも眺めながらゆっくり見て頂けると嬉しく思います。

歴史を知ると、観光がもっと楽しくなりますよ!

 

さて、この記事を読み終えた皆さんの次のホリデーの行先は決まりましたね。笑

 

\ポンペイのチケット探して、さっそく行ってらっしゃい~!/

ABOUT ME
りなきむ
りなきむ
ワーホリ⇒そのままシドニー永住となった元旅人。現在は、おうちでノートPCを片手に主婦をしながら、『シドニー すみっこ暮らし』でシドニーの生活情報を発信しています。ときどき、ギリシャ人オットとのあれこれも。りなきむと一緒に暮らすにゃんこのブログ『ぜんちゃんのいる生活』はここから。詳しいプロフィールはこちらからご覧いただけます。 質問、お仕事の依頼はお問い合わせからお願いいたします。

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