リレーションシップ・レジストレーション申請方法。パートナービザを有利に

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こんにちは、りなきむです。

突然ですが、Relationship Registration(リレーションシップ・レジストレーション)という名前を聞いたことがありますか?

この記事を読まれてる方は、恐らくパートナービザ申請を考えている方だと思います。でも、状況によっては、この書類がないとパートナービザ自体を申請する事すら出来ないこともあるんです。

それが私でした。

私が申請したパートナービザ:subclass 820を申請するには、「12か月以上の同居」がほぼ必須の条件になります。

(パートナ―ビザ:subclass 820に関してはこちらの記事をご覧ください)

オーストラリア パートナービザ申請まで。費用、必要書類、すべて解説!
オーストラリアにワーホリで行き、パートナービザに切り替えた方法、申請までの流れを紹介。subclass 820申請に必要不可欠な書類など、2018年の体験談を元に詳しく紹介しています。

でも私のように1年のみのワーホリビザで渡豪したりすると、どんなに早くパートナーを見つけたとしてもこの12か月ルールを達成することが出来ません。

「12か月以上の同居をしていること」が申請者の条件の1つですので、これが達成出来ないとそもそも申請する資格がないということになるのです。

しかし、そんな方の味方がこのRelationship Registrationです。

この書類があったことで、12か月以下の同居でもなんとかパートナービザ申請までこぎつけました。

この記事では、初めて聞く方でも分かるよう、NSW Relationship Registrationについて詳しくご説明していきます。

私も2018年4月に登録したばっかりなので、フレッシュな情報をお届けできると思います。

Relationship Registration(リレーションシップ・レジストレーション)とは

結婚や出産、死亡届など、人生における家族関係をNSW州に申請できる制度のうちの1つです。(他の州でも同じような制度はあると思いますが未確認です。)

感覚的には日本の役所みたいな役割を果たしてくれますが、日本と違い、結婚していないカップルでも2人の関係を登録できるのがこのRelationship Registrationです。

単なる彼氏、彼女の関係か、事実婚か、婚約済みなのか、など、詳しいステータスを州政府に登録できます。

同性であっても問題なく2人の関係を申請できますよ。その辺りは流石ですよね。

2人のうちの1人がNSW(New South Wales)に住んでいれば申請でき、申請条件も比較的単純なので気軽に登録しておけます。

「州政府に認められている関係」という状態が、パートナービザ申請、とりわけ「12か月以上の同居生活」を達成できない方にとっては死ぬほど大事

なので、手間はかかりますが同じような状況の方は必ず登録しておきましょう。

申請条件

このリレーションシップ・レジストレーションに申請できるのは、以下に該当する者です。

a.    one of you lives in NSW:2人のうちどちらかはNSWに住んでいる

b.    you’re both over 18 years of age:2人とも18歳以上

c.    you’re not married to each other or anyone else:2人とも、互いを含む誰とも結婚していない

d.    you’re not in a registered relationship in another state or territory in Australia:オーストラリア国内のどの州でも2人の関係を登録していない

e.    you’re not in a relationship as a couple with another person:2人とも他の人と関係を持っていない(浮気とかしてないかってことですよね)

f.    you’re not related by family:家族ではない

色々書いてありますが、カップル関係を複数人と登録することは出来ないし、親族同士も無理ですよ、といった感じです。

これを満たしたら、早速必要書類を準備しましょう。

必要書類

こちらのサイトから、「How to apply」をクリックします。

Apply to register a relationship in NSW

すると「Application to register a relationship – PDF」と書かれたリンクが出てくるので、そこから書類をダウンロードしましょう。

PDFをダウンロードすると、11ページ分のドキュメントが現れます。そこの3ページ目に必要書類が全て書かれています。要約すると、こんな感じです。

  1. ID(カテゴリー1.2.3から1つずつ計3つ。パートナーの分を入れると全部で6つ)
  2. NSWに住んでいる人は、最低でも1つ、その住所を証明するもの(カテゴリー4から)
  3. Partner ONE
  4. Partner TWO
  5. Payment details

とはいっても非常に分かりづらいですよね。汗

少しでも分かりやすくするために以下で、必要書類について解説していきます。

必要ID

こちらがそのカテゴリー。

「必要なID」として、NSWは

「カテゴリー1,2,3から1つずつ、計3つのIDを用意しろ」と言っています。

パートナーも同じだけIDが必要になるので、計6つのIDを用意する必要があるんです。

私はこれだけでも心がおれそうでした…涙

しかし、カテゴリー1を見ていただくと分かるように、我々外国人には用意できないものばかり。じゃあどうするのか。そんな場合の為に、NSWはこのように付け加えています。

「カテゴリー1から用意できない場合は、カテゴリー2から1つ、カテゴリー3から2つのIDを用意せよ」

ご自身がお持ちのIDを2つここから用意しましょう。

ちなみに、私はクレジットカード以外何も持っていなかったので、「Overseas birth certificate」を用意しました。

これは日本領事館で申請することが出来ます。申請方法はこちらで説明しています。

出生証明書の発行について。書類集めに1か月!?必要書類など徹底解説
オーストラリア出生証明書、birth certificateの取得方法をお教えします。面倒な戸籍謄本の取り寄せ方おも。取り寄せまで1か月!?ビザ申請に必要になること多し英文出生証明書についてです。

「Partner ONE」「Partner TWO」「Payment details」

この3つは、PDFドキュメントの5ページから9ページを埋めることで用意できます。

名前やパスポートナンバーを書くだけの比較的簡単な書類ですが、以下注意点をお読みの上ご記入ください。

!注意点!

「Partner ONE」「Partner TWO」を記入していくと、Signatureを書く部分が現れます。

このサインは、Authorised Witnessと呼ばれる方たちの前で書く必要がありますので、空欄のままにしておきましょう。

Authorised Witnessとは、書類を偽りのないものだと確認してくれる方のことです。この方々の「確認しましたよ」というサインがあって、初めてその書類が正式なものになります。

私はJP(Justices of the Peace)と呼ばれる方の前でサインし、確認のサインをいただきました。

彼らは、市営の図書館やショッピングセンターに決まった時間に来てくれるので、以下のサイトを使って探しましょう。特別な持ち物などはありませんが、身分証明は必須です。料金もかかりませんので、必要書類と、パスポートさえ持って行っておけばサインを貰えますよ。

申請方法

リレーションシップ・レジストレーションの申請方法は、郵送か、もしくは対面式(実際に役所に出向く)のどちらかです。

結婚や出産に関してはオンラインでも申請できるようですが、Relationshipに関しては郵送か対面のどちらかのみのようです。

以下、各方法についてお教えします。参考情報ですが、私が選んだのは対面式です。

方法(1)郵送

Apply to register a relationship in NSW

郵送の場合は、上のサイトの「How to apply」と書かれているところを開くと郵送先が書かれています。

必要書類をすべてそこ宛てに送ればいいだけです。

お近くにアクセスできそうなサービスセンターがない場合などには特に便利ですよね。

郵送の場合は、用意したIDなど全てのコピーにAuthorised Witnessのサインを求められます。その種類が全て本物のIDからコピーされたものだと証明するためです。お忘れにならないようご注意ください。

方法(2)対面(役所に出向く)

私はこちらを選択しました。

理由は、郵送だと書類が届くまでに2,3日プラスでかかってしまい、その分手続きが遅くなるからです。それに、万が一間違いがあった時に、書類が送り返され、記入し直しまた送り返す、というのに時間を食いたくありませんでした。

それに、申請できる役所も思ったよりもあちこちにあります

申請場所は「NSW Service Centre」。ただ、訪れる前に予約が必要ですのでご注意ください

以下のサイトへ行き、至る所にある「Book an appointment」という赤いバナーをクリックすると、お近くのサービスセンターをチェックでき、そのまま予約することが可能です。

Apply to register a relationship in NSW

予約をすると予約番号を受け取ることが出来るので、ご希望の時間にその番号をもってサービスセンターへ出向きましょう。現地へ着いたら必要書類を渡し、いくつかの質問に答えればOKです。

ちなみに質問の内容は:

  • 結婚してないですよね?
  • この書類にウソはありませんよね?
  • お2人ともこの申請には納得されてますよね?

などでした。笑 確かに申請自体が強制的だったら問題ですもんね。しっかりしてますわ。笑

全体の所要時間10分ほど。予約制なので待ち時間も5分もないくらいでした

申請額、支払い方法

申請料は2018年6月時点で212ドル

これで、申請が完了した時に発行されるリレーションシップ・レジストレーション証明書付きです。

「無事に申請が受諾されました、これから審査に入ります」という書類が必要な場合はプラス39ドルで付けられます。

郵送の場合の支払い方法は、クレジット番号などを書いた紙(PDFドキュメントに付いてます)を記入して、他の書類と一緒に郵送すればOKです。

対面の場合は、クレジットカードやデビットカード、キャッシュも使えますよ。NSWサービスセンター窓口で支払えます。書類を提出するのと同時ですので、変な領収書とかそういうのはいりません。笑

申請後

さて!苦労の末の申請を終えたらあとは待つだけです!28日間は出した申請を取り消すための期間としておかれるらしく、その間に申請が通ることはないようです。

その後、申請が承認されれば、紙1枚の証明書が送られてきます。

特に何かをしたわけでもなく、私の場合は28日+2週間くらい経った頃、勝手に送られてきました。

広告に混ざって捨ててしまいそうになるくらいペラペラの封筒で届きましたので、証明書が届くころになったらポストは注意して見るようにしてくださいね。笑

お疲れさまでした。これでリレーションシップ・レジストレーションは完了です!

最後に

私がこのRelationship Registrationを知ったのはパートナービザを申請しようと色々情報を探していた時です。

全く知らない制度に関することを読み続け、理解するのは、英文の本を読むのとはまた違った感覚で本当に疲れました。汗

日本でもイラァっとする役所のややこしさはどこの国でも同じの様です。笑

普段の生活でリレーションシップ・レジストレーションを利用することはないかもしれませんが、いざと言うときに何よりも強い味方になってくれます。

今日の記事が誰か1人でも困っている方の参考になったら嬉しく思います。

今日もお読みいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう!